2016/11/04 15:45

革という素材を扱う以上、その動物がどこに住んでいて、どんな経緯で自分の手元にやってきたのか
ということには無関心ではいられません。

基本的には世界中でお肉として食べられる動物の皮を頂いて、つかわせてもらってます。

しかし、日本にはただ殺されて、食べられもせず、皮も利用されず廃棄されてしまう動物も
たくさんいるのが現状です。
害獣として駆除されるシカやイノシシです。これらは個体数の調整のために殺され、そのほとんどは
利用されることなく捨てられます。

人間に被害を及ぼすからといって、命を奪って、さらにゴミ扱いしていては、共生とは言えませんよね。

高級なイタリアンレザーももちろん素晴らしいですが、こういった行き場のない皮を
有効に利用できないものかという思いはずっとありました。
自分が革細工を始めた10年ほど前はこういうものを探し、いくつか問い合わせをしてみても
まったく見つかりませんでしたが、最近は全国的に”ジビエ”ブームのように、
”皮”の地産地消みたいなムーブメントも起きつつあるように感じます。

今回、ありがたい事にとある方から声をかけていただき、北海道で捕獲されたエゾシカ皮の商品化
に関わらせてもらってます。

命のつらなりに感謝を。
エゾシカプロジェクト、始まります。












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